子育て/医療

少子高齢化や人口減少という問題に向き合う山村での子育てってどんなもの?
真室川町の、子育て世帯向けの子育て・教育・医療について紹介します。

真室川町の保育施設・小中学校・各診療所の地図
公立保育所

・安楽城保育所(0233-63-2135)
・釜淵保育所(0233-65-2813)

私立こども園

・たんぽぽこども園(0233-62-4158)
※満8か月~5歳まで
・キッズハウス(0233-62-3433)
※満2か月~2歳まで

小学校

・真室川あさひ小学校(0233-63-2351)
・真室川北部小学校(0233-65-2821)
・真室川小学校(0233-62-2023)

中学校

・真室川中学校(0233-63-2121)

医療機関
及位診療所0233-66-2112火曜の午後診療
釜淵診療所0299-65-2235内科:火曜の午後・木曜の午後診療
整形:木曜の午後診療
伊藤歯科医院0233-62-2338休診:土曜の午後・日曜・祝日
姉崎外科内科医院0233-62-2030休診:土曜の午後3時・日曜・祝日
真室歯科医院0233-62-2053休診:日曜・祝日
町立真室川病院0233-62-2211休診:土曜・日曜・祝日
耳鼻咽喉科の休診:火曜・金曜の午後

この他、16箇所の救急用のドクターヘリの離着陸場があります。(内、冬季使用可能5か所)

山形県の高校の学区としては、北学区に入ります。
町内の高校生は、町内にある山形県立新庄神室産業高等学校真室川校の他、電車を使って町外の学校へ通学しています。

地域の拠点病院としては、お隣の新庄市に県立新庄病院があります。(町内からおよそ30分)

真室川の子育て・教育の取り組み

真室川町では、子育てしやすい町づくりを目指して、環境整備や各種支援事業を行っています。
また、町の教育ビジョンの基本目標に「ふるさとを愛し 高い志をもって 未来をひらく 人づくり」を定め、その実現に向けた教育サービスの提供に努めています。

真室川町の公立学校
各小学校・中学校へは通学用バスを利用することもできます。
真室川町では郷土芸能「番楽」を学習に取り入れています。夜間練習中!
郷土芸能「番楽で」使う獅子
「番楽」の発表会!カッコよくキマッてます!

特に、伝承文化の継承や、郷土を愛する子どもの育成、探究的な学びを推進するために、町の郷土芸能「番楽」や伝承野菜などの地域資源を学習に取り入れています。

そうした取り組みのひとつ、真室川町立真室川あさひ小学校が伝承野菜をテーマに行った起業家精神教育プログラムが評価され、山形県教育委員会主催の「郷土Yamagataふるさと探究コンテスト」で最優秀賞「ふるさと探究大賞」を受賞しています(令和2年11月)。

学校の先生以外の講師も招いて特別授業をしてもらうこともあります。
真室川町の伝承野菜づくりの体験中。上手に掘れるかな?

中央公民館

真室川町で、学びを深めるためには欠かせない施設が中央公民館です。

下記にもありますが、未就学児のお子さん向けの「子育て支援センターたいよう」を始め、小学生から大人まで多くの方々向けの多種多様な書籍が揃った図書室や、英会話等の習い事で利用される研修室、コーラスや踊りの各種サークルや催しもので使われる大ホールなどがあります。

特に、図書室はここ数年で利用者が3倍以上と急増しているほどの人気ぶりです。
「真室川町の人にもっと本を身近に感じて欲しい!」という、情熱をもった職員の方々がニコニコしながら迎えてくださいます。いまイチオシの本や話題の本だけでなく、リクエストを気軽に行えたり、好きな本の傾向から職員さんなりのおススメをされることなどがその秘訣かもしれません。

真室川へお越しの際には、ぜひお立ち寄りください。

子育て支援センターたいよう

真室川町には『子育て支援センターたいよう』という、未就学児のお子さんが家族と一緒に自由に遊ぶことのできる無料の施設があります。

また、『たいよう』は、利用者さん同士が繋がり仲良くなる交流の場でもあり、資格をもった先生たちに子育てに関する質問や疑問等への相談やアドバイスを聞ける場でもあります。また、妊娠中の不安や疑問などについての相談も対応してくださいます。

帰省中の方や、近隣の市町村の方など、真室川町民でない方もご利用いただけます。

ぜひ一度覗いてみてください。

通える習い事

真室川町は小さい町ですが、子どもたちに色んな学びをして欲しいと思っている方が大勢いらっしゃいます。
町内や町外で習える教室を、保護者の声を参考に調べました。(2022年1月現在)

町内

真室川町内では、野球・サッカー・バドミントン・ミニバスケ・スキー・テニス・合気道・バレエといった教室があり、お子さんの興味にあわせた習いごとがあります。

※少年野球チーム「真室川少年ジャイアンツ」は、令和4年8月に開催された県大会でも優勝を果たしました。(町報の記事を御覧いただけます)

真室川周辺

隣の新庄市まで足を運べば、サッカー・スイミング・ダンス・ピアノ・ヨガ・英語・絵画・公文といった教室があり、習い事の幅がさらに増えます。真室川町から新庄市は、およそ20分ほどの距離のため、無理なく送り迎えできると言われる方も少なくないようです。

町内外ともに、詳細を知りたいと思われた場合はお問い合わせいただければ、主催者とお繋ぎいたします。

町で受けられる子育てや教育の支援・助成など

子育て

子育て情報サイト

山形県や最上郡での子育て施設などを掲載しているサイトを集めました。

やまがた子育て応援サイト

山形での子育てに役立つ情報を提供しています。

各地域のお出かけスポット

最上地域 http://moconet.info/
県内   https://kosodate.pref.yamagata.jp/odekake
村山地域 https://murayama-ouendan.jp/spot
置賜地域 https://ukitam.jp/spot/
庄内地域 https://shonai-tomoni.jp/playing/

【妊娠期~1歳未満】母子健康相談

真室川町は、妊娠中の女性や1歳未満の乳幼児とその保護者を対象に、月に1回、総合保健施設にて、助産師による相談を受け付けています。
(担当課:真室川町 福祉課)

【妊娠期~18歳】やまがた子育て応援パスポート

山形県は、18歳未満の子ども又は妊婦のいる家庭が対象に、「やまがた子育て応援パスポート」を発行しています。県内の、3,700店舗を超える協賛店でパスポートカードを提示すると、価格の割引や景品のプレゼントなどの特典が受けられます。
(担当:山形県 子育て支援課)

【出産後】出産応援交付金

真室川町では、妊婦が安心して出産・子育てをできるようにするため、経済的支援として「出産・子育て応援金」を支給します。
【出産応援金】出生届を当町に提出し、母子手帳交付をした方に5万円を支給
【子育て応援】】出産後、新生児訪問時に更に5万円を支給
(申請窓口:真室川町 教育課 子育て支援係)

【1歳未満】家庭保育支援給付金

真室川町は、1歳未満のお子さんを家庭で子育てされている保護者に対し、乳児1人あたり月額30,000円を支給しています。
(申請窓口:真室川町 教育課 子育て支援係)

未熟児医療

身体の発育が未熟なまま出生した乳児に対し医療給付を行っています。
(担当課:真室川町 福祉課)

【出生~中学生】児童福祉サービス事業(児童手当制度等)

児童手当
○対象者=中学校卒業までの児童を養育している方
○内容=対象児童1人あたり以下の手当を支給します
  3歳児未満       月額 15,000円
  3歳児以上小学校終了前 月額 10,000円(第3子以降は15,000円)
  中学生         月額 10,000円

その他の支援制度
○児童扶養手当制度(ひとり親家庭で18歳未満の児童を養育している方)
○特別児童扶養手当制度(精神又は身体に障がいのある20歳未満の児童を養育している方)
○特別支援児童養育手当制度(特別支援学級または特別支援学校に在籍し、障がいを事由とする他の手当を受給していない児童で、世帯員全員の町民税所得割の合算額が10万円未満の方)
(担当課:真室川町 福祉課)

【0歳~5歳】保育料等の支援

真室川町では、国の制度に上乗せして、町独自に保育料と副食費の無償化に取り組んでいます。

0~2歳児(未満児)
保育料:2人目まで保育料1/2負担、3人目以降無料。
※未満時の副食費は保育料に含みます。

3~5歳児(年少~年長児)
副食費:世帯の年収に関係なく副食費無料。
さらに、私立認定こども園・公立保育所において、年に3回、一食あたり300円を町で負担し、町産食材を使用した給食を提供しています(おいしいふるさと給食)。

(担当課:真室川町 教育課 子育て支援係)

【生後3か月~小学校3年生】病児保育

生後3か月から小学校3年生までのお子さんが、急な発熱や病気となり保育所などでの集団保育を利用できない場合に、保護者に代わって提携施設(新庄市内)の看護師と保育士が一時的にお預かりします。
利用料2,500円/1日
真室川町では、上記利用料の半額を補助します。
(担当課:真室川町 教育課 子育て支援係)

【小学生未満】子育て支援センター

真室川町は、小学生未満の幼児とそのご家族が過ごせる子育て支援センター「たいよう」の運用やイベントを開催しています。

イベント内容の例:


・育児相談や情報交流の場
・乳児と保護者を対象としたベビーマッサージ
・保護者同士の友達づくりや世代間交流の場
・四季と触れ合うあそびの場
・保護者向けの気分転換の場など

(担当課:真室川町 教育課 子育て支援係)

【小学生】放課後学童クラブ

真室川町は、保護者の就労などにより留守家庭の児童が利用できる放課後学童クラブを実施しています。
実施場所:真室川北部小学校内 ・真室川小学校内 ・真室川あさひ小学校内
開所時間:平日14:30~18:30/長期休暇など8:00~18:30
利用料:常時利用1か月3,000円/一日利用 300円(開校日)・500円(休校日)
2人以上利用の場合、2人目以降半額

(窓口:真室川町 社会福祉協議会)

【ひとり親家庭のサポート】

児童扶養手当、各種福祉資金など。
(相談窓口:真室川町 福祉課)

【18歳までのお子さんがいる家庭】子育て応援住宅

真室川町は、子育て世代向けの町営住宅を整備・運用しています。(平成28年・29年建築)
すべてのお子さんが18歳となる年まで等入居要件がありますので、詳細は下記よりご確認ください。
(担当課:真室川町 建設課)

その他の分野の補助金・助成金などの支援一覧はコチラ

教育

【小学生・中学生】副教材費無償

真室川町は、小学生と中学生を対象に、学校で使用する副教材(ドリル、テキスト、副読本、図工や家庭科の実習用教材など)に係る費用を無償化しています。
(担当課:真室川町 教育課 学校教育係)

【小学生・中学生】おいしいふるさと給食

真室川町は、地元の食材や料理への理解を深めるため、また給食の質を高めるために、普段の給食について1食あたり25円を町で負担しています。
特に地産地消、食育推進の観点から年に3回は1食あたり更に300円を町で負担し、町産食材を使った特別な給食を提供しています。
(担当課:真室川町 教育課 学校教育係)

【小学5年生~中学3年生】公営塾「梅の里チャレンジ塾」

真室川町は公営塾を設置し、小学5年生から中学3年生までの英語検定準2~5級の受験希望者を対象に、夜間及び週末に学習指導を提供しています。
また、春休みや夏休みには、小学5年生から中学3年生までの希望者を対象に算数・数学の学習指導を提供しています。
*受講料無料 ※テキスト代実費分(英語:2,000円程度、算数・数学700円程度)のみ負担
*英語検定の検定料を助成します(学年相当級以上を受験する場合に年1回助成)
(担当:真室川町 教育課 学校教育係)

【高校生等】奨学のための給付金(県立高等学校・私立高等学校等)

山形県は、授業料以外の教育費負担を軽減するため、県立高等学校等に在学中の高校生等がいる非課税世帯を対象に、「奨学のための給付金」を給付します。
(県立高等学校:山形県 教育庁 高校教育課 経理・奨学金担当)
(私立高等学校等:山形県 総務部 学事文書課 私学宗務担当)

【神室産業高校真室川校生】就学支援

真室川町は、県立神室産業高校真室川校の生徒全員に就学支援金を給付しています。
*新入生:制服・運動着等の購入費用と通学費用の一部として一人10万円支給
*2・3年生:通学費の一部として一人5万円支給
(担当課:真室川町 教育課 学校教育係)

【大学等高等教育機関進学者】修学資金貸与

真室川町は、大学や短期大学、大学院、高等専門学校(修業年限の後2年)、専門学校へ進学し、勉学に励む学生に対し、修学資金を貸与しています。
(申請窓口:真室川町 教育課 学校教育係)

その他の分野の補助金・助成金などの支援一覧はコチラ

町で受けられる医療の支援・助成など

不妊治療費助成

真室川町は、不妊治療費を助成しています。

一般不妊治療
・タイミング療法・薬物療法・手術療法・人工授精
連続する2年間を上限に、年上限7万円まで助成。
(申請窓口:真室川町 福祉課)

未熟児医療

身体の発育が未熟なまま出生した乳児に対し医療給付を行います。
(申請窓口:真室川町 福祉課)

新生児聴覚検査の費用の助成

赤ちゃんの耳の聞こえに異常がないかどうかをみるための検査費用を助成します。
(担当窓口:真室川町 福祉課)

【高校生まで】子育て支援医療給付

真室川町は、高校生(高校生相当年齢の方を含む)までの子どもの医療費を無料化しています。
(担当窓口:真室川町 町民課 住民係)

胃がんリスク評価検査費用の助成

胃がん検診受診率の向上のため、胃がんリスク検査(ABC検査)を実施し、その費用の一部を助成します。(この検査は、胃がん発症リスクを検査するもので、胃がんそのものを発見する検査ではありません。)

総合検診や人間ドック検診の際、胃がん検診(バリウム検査)と一緒に受診します。
※5歳刻みの方を対象に実施するため、毎年できるわけではありません。

助成により、個人負担が500円となります。
(担当課:真室川町 福祉課) 

がん患者医療用ウィッグ・乳房補整具購入助成事業

真室川町では、がんになってもこれまでどおり安心して暮らし続け、治療と就労を両立できるよう、がんの治療に伴う外見の悩みに対して購入費用の助成を行っています。

①医療用ウィッグ購入費用のうち2万円または費用の2分の1の額のいずれか低い額
②乳房補整具購入費用のうち1万円または費用の費用の2分の1の額のいずれか低い額
(申請窓口:真室川町 福祉課)

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